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「大人のワイン倶楽部@ビマビ 第1回:レストランで自分らしくワインを楽しむコツ」開催ご報告

5月26日(金)19:30より、横浜・綱島のフレンチレストラン「ビマビ」さん主催の「大人のワイン倶楽部@ビマビ」というイベントで、ワインのお話をさせていただだく機会をいただきました。
2017年5月大人ワイン_夜ビマビ

今回は第1回ということで、テーマは「レストランで自分らしくワインを楽しむコツ」。
ワインは好きだけど、よく分からないからレストランに行ってもいまいち自分主導で楽しめない。ワインの「常識」みたいなものが分からないので、結局レストランでは「お任せします」になってしまう、などのお悩みがたまにビマビさんに寄せられる・・・ということで、では、美味しいお料理とワインのマリアージュを召し上がっていただきながら、いまさらレストランで聞けないワインのあれこれについて楽しくお勉強していただく会を開いちゃいましょう!ということになりました。

ビマビさん初の夜のイベントということもあり、たくさんの方にご興味を持っていただき、おかげさまで会場は満員御礼!ご参会いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。当日の写真とともに会の様子をお楽しみください。

まずは「本日のワイン」
(写真左より紹介。ワインはすべてフランスのもの)
*ルー・デュモン・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット NV(ブルゴーニュ地方)
*メゾン・ジョセフ・ドルーアン・マコン・ヴィラージュ 2015(ブルゴーニュ地方)
*シャトー・デ・サラン・ブラン・スクレ 2015(プロヴァンス地方)
*E・ギガル・サン・ジョセフ 2013(コート・デュ・ローヌ地方)
*シャトー・ド・サント・ジェム 2008(ボルドー地方)
2017年5月大人ワイン_本日のワイン

まずは参加者のみなさまで乾杯!
ルー・デュモン・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ブリュット NV
日本人がブルゴーニュで造るハイクオリティーなクレマンです。
2017年5月大人ワイン_クレマン・ド・ブルゴーニュ

ピノ・ノワールにシャルドネやアリゴテ、ガメイをブレンドした辛口スパークリング。単一品種で造るものよりも味わいが複雑になり、厚みが出るので、いろいろなお料理に対応しなければならない場合に最適です。

クレマンと併せて召し上がっていただくのは、ひとくちのお楽しみ”アミューズブーシュ”
*フォワグラのムースとルバーブ
*ブランダードのクロケット
*アジと筍のマリネ
2017年5月大人ワイン_アミューズブーシュ

アミューズブーシュはレストランからの「おもてなし」の意味を込めた一皿で、これ以降のお食事への期待感を大いに高めてくれます。お客様にお食事の準備をしてもらうための一品でもあります。

参加者のみなさまにお食事をしていただきながら、レストランでワインを楽しんでいただく際にポイントとなる基本的なことについて少しお話をさせていただきました。

例えばお料理とワインをどういう観点で選ぶと「いいマリアージュ」になるか、もしレストランで「ティスティング」しなければならなくなった場合の正しいテイスティング方法、またワインを飲む順番(スパークリングワインなどの食前酒⇒軽い白ワイン⇒重厚な白ワイン⇒軽い赤ワイン⇒重厚な赤ワイン⇒食後酒)など、みなさまに興味を持って聞いていただきました。上記のすべてを飲む、ということはまずないでしょうが、その順番が分かっているとだいぶオーダーしやすくなりますよね!

結構分厚いテキストもお配りしたので、お食事とお勉強で忙しかったと思いますが、ご協力いただきましてありがとうございました。
2017年5月大人ワイン_講義1

さて、2本目。メゾン・ジョセフ・ドルーアン・マコン・ヴィラージュ 2015
ブルゴーニュ地方南部マコネ地区のシャルドネ。レモンやグレープフルーツのような柑橘系の果実味と若々しい酸味が印象的な、すっきりとした味わい。
2017年5月大人ワイン_マコン・ヴィラージュ

時間差で3本目をお出しし、2種類の白ワインを飲み較べていただくことに。
シャトー・デ・サラン・ブラン・スクレ 2015
地中海沿岸プロヴァンス地方のワインで、ぶどう品種はヴェルメンティーノ。熟した桃のようなとろりとした甘さを感じる、厚みのある味わい。
2017年5月大人ワイン_シャトー・デ・サラン

グラスを並べての飲み較べって面白いですよね!
例えば、「今日はマコネのシャルドネを飲もう」「明日はプロヴァンスのヴェルメンティーノを試そう」と一本ずつボトルを開けて飲み較べても、舌はその味を記憶してくれないのでなかなか違いが分かりにくいのですが、同時に2種類のワインを並べて飲み較べると、シャルドネとヴェルメンティーノが明らかに違うことがはっきり分かるんです。Salon de YOKOの「ワインを楽しむ会」はテーマに沿ったワインを毎回数種類飲み較べていただき、造り手による味わいの違い、畑による味わいの違いなどを楽しんでいただいています。

そして、白ワイン2種で召し上がっていただくお料理。
前菜:キュウリのガスパチョ 天使海老とズッキーニのタリアテッレを添えて
2017年5月大人ワイン_キュウリのガスパチョ

鮮やかなグリーンが美しい、初夏にふさわしい一皿。これ、本当においしい♪♪
ガスパチョというとトマト以外にないと思い込んでいました。目からうろこです。シェフによると、キュウリの青臭さが出ないように、ある工夫をされているとのこと。爽やかなスープと天使海老の甘い味わいの対比もお見事。

赤ワインの1本目はブルゴーニュ地方をさらに南下したローヌ川流域、いわゆるコート・デュ・ローヌ地方よりセレクト。
この地方で1、2を競う大手生産者、E・ギガルのサン・ジョセフ 2013
お料理は主菜:夏鹿のロースト カシスのソース
2017年5月大人ワイン_夏鹿とサン・ジョセフ

夏鹿がメインということで、今回ぜひコート・デュ・ローヌ地方のシラーを召し上がっていただこうと思いました!カシスの果実味を生かしたソースということで、あまり味わいの強すぎないサン・ジョセフをチョイス。サン・ジョセフにもカシスやブルーベリーのような果実味があるので、いい具合にお互いを引き立てあっていたように思います。

鹿というとジビエ(狩猟で食材用に捕獲された野生の獣や鳥類)の印象が強いのですが、この夏鹿はミ・ソヴァージュ(半野生)で、ある期間人工的に飼育をした鳥獣を野生に放す、あるいは野生の鳥獣を餌付けするというものなのだそうです。ジビエの旬は秋ですが、夏鹿は脂があっさりとして身がやわらかく、また餌がいいのでジビエとはまた別の味わい・魅力があるとのこと。
・・・シェフ、間違ってませんか(笑)?

さて、赤ワインの2本目はボルドー地方のものを。
シャトー・ド・サント・ジェム 2008
2017年5月大人ワイン_シャトー・ド・サント・ジェム

赤2本もそれぞれの違いを飲み較べていただきました。
ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロー50%。熟成が進み、エッジがだいぶオレンジ色に変化。
生の果実感が強かったサン・ジョセフに対し、サント・ジェムはジャムのような熱を加えた果実のニュアンスがあり、サン・ジョセフのスレンダーな印象に比べ、こちらはふくよかなボリューム感があります。メルローが半分ということで、非常に飲みやすく、いろいろなお料理に合わせやすい味わいですね。

赤ワインを少し残しておいていただき、デザートにフランスの白カビチーズ2種を。
左:カマンベール・ド・ノルマンディー(ノルマンディー地方)
右:ブリ・ド・モー(イル・ド・フランス地方・・・パリ近郊です)
付け合せにリンゴのコンポート(下)、パン、黒いスパイスは粗挽きのブラックペッパー
2017年5月大人ワイン_フロマージュ

とろりととろけて、美味しそうな熟成加減ですね♪♪
この2つのチーズはいずれも白カビチーズということで、製造方法にそれほど大きな違いはなく、原料乳も牛の無殺菌乳を使っているのですが、味わいに決定的な違いがあります。「しお」味のニュアンスが違うのです。

カマンベール・ド・ノルマンディーは生産地が海の近くなので、潮風に吹かれた牧草を牛が食むことになります。その牛が出す乳を使ってチーズを造るため、乳の味わいに海由来の潮の成分が反映します。このチーズの「しお」味は少し出汁の旨味のようなものが感じられる「潮」味です。

一方、内陸で造られるブリ・ド・モーは当然牧草地に潮風が吹くことはないため、こちらの「しお」は「塩」味。ワイン同様、チーズもほんとに興味深いです。

さて、お食事が進み、ワインもたくさん召し上がっていただくうち、みなさまからたくさんのご質問をいただきました。どれも興味深いご質問ばかりで、お答えする私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。

初回ということで、タイムコントロールが上手くできず、終了時間をだいぶオーバーしてしまいました。申し訳ありません。テキストも少し触れてない部分がありましたので、次回以降の質問タイムにでもお話させていただきますね!
2017年5月大人ワイン_講義2

最後に参加者のみなさまとパチリ。
2017年5月大人ワイン_集合写真1

2017年5月大人ワイン_集合写真2

長い時間、大変お疲れさまでした。
私もみなさまとワインのお話がたくさんできて、最高に楽しかったです♡
またビマビさんでお会いできたら嬉しいです!

*****

その後。ビマビさんとSalon de YOKOの反省会。
ほんとに楽しかった!!!三人の顔がそう言ってます(笑)。言葉はもう要りませんね!
2017年5月大人ワイン_反省会

See you soon!!!
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