スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「大人のワイン倶楽部@ビマビ 第2回:品種の違いを感じ取る-白ワイン編-」開催ご報告

横浜・綱島のフレンチレストラン ビマビさん主催のワインセミナー「大人のワイン倶楽部@ビマビ」第2回目を7月21日(金)19:30より開催いたしました。

前回は初回ということもあり、いろいろと盛り沢山な内容になってしまったのですが、今回はお勉強の比重を少し多くしてワインの基礎知識を十分に学んでいただける構成といたしました。もちろん、お勉強のあとにはビマビさん特製のおいしいディナーで懇親会♡当日のその模様を写真とともにお楽しみくださいませ。

まずは「本日のワイン」(写真左より紹介)
*ジャン・マルク・ブロカール シャブリ・サント・クレール 2015(フランス・ブルゴーニュ地方)
*ヴィーニャ・エラスリス エラスリス・エステート・シャルドネ 2016(チリ・カサブランカヴァレー)
*ウィリアム・フェーヴル サン・ブリ 2015(フランス・ブルゴーニュ地方)
*ファミーユ・ヒューゲル リースリング 2014(フランス・アルザス地方)
2017年大人ワイン_本日のワイン

今回は「お話を聴くだけ」のセミナーではなく、全員参加のお勉強会。テーマが「品種の違いを感じ取る-白ワイン編-」ということで、初めての方には少し難しいかもしれませんが、白ワイン【a】、【b】、【c】、【d】の4種をご自身でテイスティングしていただくことにしました。

白ワイン4種とフィンガーフード(オリーブマリネ(左)・豚と松の実のリエット(中央)・パン(右))
2017年7月大人ワイン_テイスティングセット

参加者のみなさまにはあらかじめテイスティングシートとシートに書き込む語群集を配布。4種類の白ワインのうち、【a】については講師と一緒にテイスティングを行っていただき、ワインの外観⇒香り⇒味わいについてどう評価していくかをお勉強していただきます。

また残りの【b】、【c】、【d】については、【a】のテイスティング方法に倣い、まずは5分間でテイスティングの語群集から適切なものを選ぶことにトライしていただきました。それが難しい場合は、一言でいいのでご自身の感性で感じたこと・・・例えば「すっぱい」とか、「辛口」とか書いていただくことに^^y
2017年7月大人ワイン_テイスティング

さて、最初に【a】のワインを講師と一緒にテイスティング。
読者の方でテイスティングに興味がある方は、以下に正しいやり方を記載しますのでやってみてくださいね!

まずは外観。白いナプキンやお皿などを背景にしてワインを見ていただくと分かりやすいです。
最初に清澄度や輝き、色調や濃淡を見ていきます。【a】のワインについていえば、非常に澄んでいて輝きのあるイエロー。濃淡は中程度~比較的濃いめでしょうか。

次に粘性を見ます。グラスを傾けて元に戻した時、涙の雫のようにゆっくり垂れるものを「ジョンブ」といいますが、このジョンブがゆっくりであるほど粘性が高く、アルコール度数が高くなります。

次に「ディスク」。ワインの表層にある厚さ数ミリの透明な部分を「ディスク」と呼びます。グラスを若干傾けると見やすいです。こちらも同様に粘性を見るもので、ディスクが厚くなればなるほどアルコール度数が高くなります。【a】のワインはジョンブ、ディスクともに中程度。相対的に外観からは若々しく健全なワインであることが分かります。

2017年7月大人ワイン_歓談1

次に香り。香りには第1アロマ、第2アロマ、第3アロマ(ブーケ)があります。
まずは第1アロマ。これはぶどう品種が本来持っている香りです。果実や花、ハーブ、ミネラル、スパイスなど、主に自然界に存在するものの香りです。通常スワリング(グラスを回すこと)せずに香りを取ります。

第2アロマ。これはアルコール発酵由来の香りで、吟醸、大吟醸などの日本酒にもある、いわゆる「吟醸香」というもの。非常に華やかで、フルーツキャンディ、バナナのような香りがします。アルコール発酵が終わったばかりのワインに顕著に出ますが、時間の経過とともに薄れていきます。

第3アロマ。熟成由来の香りです。グラスをスワリングすることで、ふわりと香りが立ち上ってきます。バニラやアーモンド、キャラメル、モカなどは、樽熟成由来の代表的な香りです。

【a】のワインの香りを総合的に判断すると、香り自体は開いており、第1アロマにレモンや青リンゴのようなニュアンスはあるものの、アロマティックな品種という感じではなく、ニュートラルな印象を受けます。貝殻や石灰などのミネラルは強く感じますが、第2アロマ、第3アロマはあまり感じません。

2017年7月大人ワイン_白ワイン4種

最後に味わい。
酸味、甘味、苦味など、味わいを感じる舌の場所が異なるため、ぶくぶくうがいをするイメージでワインを口全体に含んだ方が、味わいを判断しやすくなります。

【a】のワインの味わいは、アタックとしてはやや強く、若々しい豊かな酸味を持ち、アフターフレーバーに柑橘系の果皮のような若干の苦味があります。溌剌としていてバランスがよく、アルコール度数、余韻(ワインを飲んだあとに残る風味の持続性)ともに中程度でした。

どうでしょう。テイスティングのやり方、覚えていただけましたか?
ちなみに【a】、【b】、【c】、【d】のワインは以下のとおりです。

【a】:ジャン・マルク・ブロカール シャブリ・サント・クレール 2015
2017年7月大人ワイン_シャブリ

シャブリはみなさまよくご存知のシャルドネ種。栽培地や醸造方法によっていろいろな表情を見せる、非常にニュートラルなぶどうです。シャブリは冷涼な地域で栽培されるため、多少青っぽい果実の風味を持ち、土壌から来るミネラルのニュアンスがあります。このワインはステンレスタンクでの発酵・熟成のため、木樽の印象は一切なく、非常にシャープでシャブリらしい味わいです。

【b】:ヴィーニャ・エラスリス エラスリス・エステート・シャルドネ 2016
2017年5月大人ワイン_MLFシャルドネ

シャブリと比べていただくためにご用意した1本。同じシャルドネですが、シャブリよりは温かい地域で栽培されたシャルドネということで、第1アロマとして反映されるフルーツも桃やパイナップル、マンゴーなど、少しトロピカルなものとなります。また、それほど強くはありませんが、木樽熟成を行っているため若干炒ったアーモンドのような香りがあったり、MLF発酵(マロラクティック発酵=リンゴ酸を乳酸菌の働きで乳酸に変える工程)の影響でシャブリの酸味とは質の違うまろやかな酸味だったりと、【a】のシャブリとは好対照のワインです。

【c】:ウィリアム・フェーヴル サン・ブリ 2015
2017年5月大人ワイン_サン・ブリ

ブルゴーニュ地方では唯一のソーヴィニョン・ブランのA.O.C.であるサン・ブリ。ソーヴィニョン・ブランは芝を刈り取った直後のような香りやハーブ香といった青っぽい香りを持つアロマティックな品種で、魚介類とも相性がいいため、日本でも大変人気がある品種。「ニュートラル」といわれるシャルドネとは明らかに違う、栽培地に左右されない特徴的な香りがあるため、ブラインドテイスティングなどでも比較的品種が分かりやすいです。

【d】:ファミーユ・ヒューゲル リースリング 2014
2017年7月大人ワイン_リースリング

リースリングも非常に特徴的な香りを持つアロマティックな品種。ハーブのような香りのソーヴィニヨン・ブランに対し、こちらは鉱物由来の香り。ペトロール香と呼ばれる石油製品に近い香りが特徴的です。昔のキューピー人形のような匂いといったら分かりやすいでしょうか。

「若々しい辛口白ワイン」と一口に言っても、飲み較べてみると香りや味わいがまったく違っていて面白いですよね!

さて、お勉強後のお楽しみ♡ディナータイムです♪

まずは前菜の盛り合わせからスタート。
右上:キャロットラペ、右下:白桃のビシソワーズ、左下:フラメンキッシュ、左上:ジロール茸のオムレツ
2017年7月大人ワイン_前菜盛り合わせ

そして、シェフ渾身の力作!ブイヤベース!!
私もワインセミナー後いただきましたが、とてもおいしかったです。
これを横浜で食べられるということが素晴らしいですよね~♡
2017年7月大人ワイン_ブイヤベース

〆のリゾット。深い味わい。海の旨味たっぷりです。
2017年7月大人ワイン_〆のリゾット

なごやかにお話しながら懇親を深めます^^
シェフやマダムもこの表情。いい笑顔です。
2017年7月大人ワイン_シェフトマダム

最後に恒例?の集合写真。
2017年7月大人ワイン_集合写真

ご参加いただきましたみなさま、長い時間、大変お疲れさまでした。
また次回の「大人のワイン倶楽部@ビマビ」でお会いしましょう♪
興味があったけれど生憎ご予定が合わなかったという方、次回はぜひお越しください!楽しいですよ~♪
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。