FC2ブログ

「大人のワイン倶楽部@ビマビ 第3回:品種の違いを感じ取る-赤ワイン編-」開催ご報告

横浜・綱島のフレンチレストラン ビマビさん主催のワインセミナー「大人のワイン倶楽部@ビマビ」第3回目を10月6日(金)19:30より開催いたしました。当日の模様を写真とともにお楽しみくださいませ。

この日は生憎の雨模様だったのですが、熱心なワインラヴァーのみなさまにお集まりいただき、ビマビのシェフ、マダム、そして私も大感激!!!ご参会いただきましたみなさま、お足元の悪い中、本当にありがとうございました!

まずは「本日のワイン」(写真左より紹介)
*シャトー・ラ・フレイネル 2014(フランス・ボルドー地方)
*メルロー・バイ・テュヌヴァン 2012(フランス・ボルドー地方)
*ルモワスネ ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2008(フランス・ブルゴーニュ地方)
*シャトー・ドゥ・マット・サブラン ル・クロ・ルドン 2013(フランス・ラングドック地方)
2017年10月大人ワイン_本日のワイン

今回は品種の違いを知っていただく企画の赤ワイン編。前回同様、赤ワイン【a】、【b】、【c】、【d】の4種をご自身でテイスティングし、外観・香り・味わいについて、あらかじめ配布したテイスティング用語の中からもっともふさわしいと思う言葉をセレクトしていただきました。

テイスティング用赤ワイン4種。
2017年10月大人ワイン_赤ワイン4種

今回ご参加くださった方は、みなさま前回の白ワインテイスティングの回にもお越しいただいた方ばかりだったので、すでにテイスティング方法もご存知。赤ワインの造り方(白ワインと赤ワインの造り方は違うんですよ♪)についてご説明し、エチケットの読み方などについて軽くおさらいしたあと、さっそくテイスティングタイム!

講義とテイスティングの様子。
2017年10年大人ワイン_講義の模様1

ワインのエチケットから必要な情報を読み取っていただいています。ボルドー地方とブルゴーニュ地方ではワインの格付けの方法が違うので、そのあたりがちょっと難しいんですよね。
2017年10月大人ワイン_講義の模様3

地図を見ながらボルドー地方の「左岸」、「右岸」についてご説明。川の上流を背に下流を見た時、左手を「左岸」、右手を「右岸」といいます。ボルドーでは左岸、右岸はよく出てくるワード。カベルネ・ソーヴィニョン主体のワインは左岸、メルロー主体のワインは右岸で多く生産されます。ちなみに五大シャトーが点在するメドック地区は左岸に位置しています。
2017年10月大人ワイン_講義の模様2

そしてテイスティング。自分の感覚だけが頼りの作業です。ぶどう品種の個性や生産地の特性を学ぶことで、目の前のワインへのアプローチがより的確になります。
2017年10月大人ワイン_テイスティング

さて、答え合わせ。【a】、【b】、【c】、【d】のワインは以下のとおりです。

【a】:シャトー・ラ・フレイネル 2014 (カベルネ・ソーヴィニョン100%)
2017年10月大人ワイン_シャトー・ラ・フレイネル 2014

ボルドー地方の主力品種、カベルネ・ソーヴィニョンのみで造られるシャトー・ラ・フレイネル。7代にわたり、家族経営でワインを造り続けるシャトーです。ボルドーのワインと言えば、複数の品種をブレンドして造られるものが多く、A.O.C.で単一品種のワインというのはあまり見かけませんが、これは珍しい1本。2014年ヴィンテージということで外観はまだ若々しく、香りにはブラックベリー系の果実、メントール、シガー、スパイスなどが感じられます。口に含むとやや強めのアタックで、味わいは非常にバランスがよく、シルキーなタンニンがするりとのどを通りすぎます。カベルネ・ソーヴィニョンの特徴である収斂性のある酸味が感じられ、余韻はやや長め。無駄なボリューム感がなく、すっきりとまとまりながらもしっかりした存在感があり、食中酒に最適。

【b】:メルロー・バイ・テュヌヴァン 2012 (メルロー100%)
2017年10月大人ワイン_メルロー・バイ・テュヌヴァン 2012

もう一つのボルドーの主力品種、メルロー。カベルネ・ソーヴィニョン主体のワインはボルドー左岸に多いですが、メルロー主体のワインは右岸に多いです。このワインを造っているジャン=リュック・テュヌヴァン氏も、ボルドー右岸のサン・テミリオン地区でシャトー・ヴァランドローのオーナーとして活躍するお一人。このワインは、氏がメルロー好きのためにセレクションしたというちょっと面白いワインで、メルロー100%。色合いは深みのある濃いガーネット。ブルーベリーやカシスなどの果実香、すみれのようなお花の香りに加え、スワリングするとなめし皮やスパイスの香りがふわりと立ち上ってきます。【a】のカベルネ・ソーヴィニヨンよりもタンニンが力強く、全体的にふくよかな印象。酸味はカベルネよりも丸みがあり、口当たりがいいです。

【c】:ルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2008 (ピノ・ノワール100%)
2017年10年大人ワイン_ルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ 2008

ブルゴーニュの赤と言えば、ピノ・ノワール。ボルドー地方のワインは複数の品種のブレンドが原則でしたが、ブルゴーニュは逆に単一品種で造るワインが主流です。ルモワスネは所有ワインを飲み頃になるまで自社の広大なカーブで保管する、完全蔵出しのネゴシアン(酒商)。2008年のルノメは縁がオレンジがかったルビー色になっており、若干の熟成を感じます。イチゴやラズベリー、梅などの果実香、腐葉土やきのこなどの土っぽい香り。味わいも何か一つが突出することなく、チャーミングな果実味、豊かながらやわらかい酸味、噛みしめたくなるような旨味などの個々のバランスがよく、こなれたタンニンが舌に心地よい刺激をもたらします。常に1本ストックしておきたい、値頃感のあるブルゴーニュ・ルージュ。

【d】:シャトー・ドゥ・マット・サブラン ル・クロ・ルドン2013 (シラー100%)
2017年10月大人ワイン_シャトー・ドゥ・マット・サブラン 2013

コート・デュ・ローヌ地方でもシラー種から素晴らしいワインが造られますが、こちらは南仏ラングドック地方コルビエール村のワイン。非常に濃い青みがかった紫色で、外観からはあまり熟成を感じず、まだ若々しいです。ドライプラムやレーズンなどの果実香に加え、スワリングすると黒胡椒などのスパイス、チョコレートのような香りが感じ取れます。味わいは黒っぽいドライフルーツの果実味が主体で、非常に重厚ながっしりした骨格のワインです。

さて、ようやくお食事タイム♪
本日の前菜は、キノコのポタージュ(右上)、砂肝のコンフィのネギマ(左上)、サーモンマリネとジャガイモブリニ(中央)、鹿肉のパストラミ(右下)、鰻と茄子のパートフィロ(左下)。それぞれにおいしくいただきましたが、キノコのポタージュはやはり赤ワインと好相性!
2017年10月大人ワイン_前菜

そして、メインのコック・オー・ヴァン!シェフこだわりの逸品です。おいしい~♡
2017年10月大人ワイン_コック・オー・ヴァン

お食事をいただきながら、みんなでワイン談義に花を咲かせます。楽しいひとときですよね!
2017年10月大人ワイン_お食事タイム

そして、シェフ、マダムにも入っていただき、恒例の集合写真。パチリ♡
2017年10月大人ワイン_集合写真

ご参加いただきましたみなさま、長い時間、大変お疲れさまでした。
また次回の「大人のワイン倶楽部@ビマビ」でお会いしましょう♪
興味があるけれどまだ参加したことがないという方、講習は毎回単発なので、どの回から参加いただいても大丈夫です!試しに一度ご参加ください。絶対楽しいですよ~♪
スポンサーサイト