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2017年 Grands Vins いろいろ♪

時間を見つけては集まって、有志でグラン・ヴァンを試してみようという、
その名も「グラン・ヴァン研究会」(笑うなかれ)。

2017年から2018年前期にテイスティングした銘柄の備忘録を整理し始めました。
まずは2017年に飲んだものから順にUP。

☆ドゥーツ・キュヴェ・ウィリアム・ドゥーツ1999(左) &
プリューレ・ロック・ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・クロ・デ・コルヴェ1999(右)
2017年グラン・ヴァン_ウィロアム・ドゥーツ&クロ・デ・コルヴェ

【ドゥーツ・キュヴェ・ウィリアム・ドゥーツ1999】
シャンパーニュ・メゾン「ドゥーツ」の創業者、
ウィリアム・ドゥーツの名前をもらったキュヴェ。

抜栓とともに香りが溢れ、非常に華やか。
泡が繊細でクリーミーながら、
黒ぶどう主体(ピノ・ノワール55%)の骨太で複雑味のある味わい。

【プリューレ・ロック・ニュイ・サン・ジョルジュ・1er・クロ・デ・コルヴェ1999】
抜栓直後はまだまだ堅く、
ミネラルや酸が閉じた状態。

グラスに注いで15~20分後で開き始め、
いちごやチェリー、ラズベリーなど赤いベリー系の香り。

飲んでみると非常にデリケート。
自然酵母使用、酸化防止剤無添加、
厳格な有機農法による独特のニュアンス。

プリューレ・ロックの中では新樽率多目とのことながら、
飲んでみると意外と樽感は控えめ。

☆ドゥーツ・キュヴェ・アムール・ド・ドゥーツ 2008
2017年グラン・ヴァン_アムール・ドゥーツ 2008

2017年はドゥーツにハマってましたね(笑)

なかなか飲む機会がなく、
念願叶っての初アムール・ド・ドゥーツ(ブラン・ド・ブラン)。

上記の味わいが厚くふくよかなウィリアム・ドゥーツに較べると、アムールは非常にスレンダーで繊細。

ピュアな酸味が口中をリフレッシュしてくれるので、
食中酒として美味しくいただきました。

ダイヤモンドを手にした天使を模しているミュズレ(王冠)には黒い革紐がついていて、
ワインを飲んだ後にペンダントとして使える「おまけ」つき。

「グラン・ヴァン研究会」セッティングのお駄賃としてありがたく頂戴する(笑)。
なんかいいことあるかも?!

☆アルマン・ルソー・ジュヴレ・シャンベルタン・1er・クロ・サン・ジャック 2003
2017年グラン・ヴァン_クロ・サン・ジャック 2003

抜栓時に溢れる素晴らしい香り・・・期待感高まる(笑)。
開いていて、なかなかいい状態。

凝縮感のある黒いベリー系の果実香を基調にスパイス、
動物臭、若干清涼感のある香りなどが複雑に絡み合っている。

味わいも果実味がとろりと濃縮したような素晴らしいもの。
生の果実ではなく、陽に焼かれたような熱を感じる。
ジャムをさらに煮詰めたような凝縮感。

意外だったのは、思いのほか酸味が少なかったこと。
2003年のヴィンテージの影響?・・・酸がない分凝縮感が増しているのかもしれない。

いずれにせよ、
こうやって月並みな言葉を連ねるのがイヤになっちゃうくらい美味しいワインだったということがすべて。

散々書いた後にナンだけど、
こういうワインはシンプルに「美味しかった!」だけでいいんだろうな。
でも、飲んだ記録として残しておこう。

☆ボランジェ・RD・2002
2017年グラン・ヴァン_ボランジェRD2002

ボランジェのR.D.はRecemment Degorgeの略で、
「最近滓引きをした」という意味の仏語。

これはぎりぎりまで滓と共に寝かせることで、複雑な風味をワインに引き出し、
フレッシュ感を保ち続けることが狙いです。

以下写真の赤丸の中が滓引きされた日↓↓↓
2017年グラン・ヴァン_デゴルジュマンの日

おおー、なんか初体験。
いままでこんなにまろやかでトロリとしたシャンパーニュを飲んだことがない。

はちみつやジンジャー、スパイスを入れて煮込んだりんごのシロップ煮のような感じ。
トースト香やアーモンド香もあり、とてもいい香りがします。

綺麗な酸もまだはっきり感じ取れますが、鋭角的なところがまったくなく、
熟成による複雑さと直近の滓引きによるフレッシュ感が相俟った不思議な魅力を持っています。

これが15年もの長い間瓶内熟成をして、出荷直前で滓引きするということなのか。。。
懐の深い包容力ある味わいでした。

☆コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ・シャンボール・ミュジニー・1er・レ・ザムルーズ 2003
2017年グラン・ヴァン_ヴォギュエ・アムルーズ2003

2003年のヴィンテージ。
強固なミネラルがまだ健在。

抜栓時、ワインはまだ閉じており、
グラスに注いで20~30分後くらいからようやく開き始める。

凝縮感のある赤いベリー、動物香、オリエンタルなスパイス、紅茶。

香りが立ち上るとか、溢れるという感じではなく、
スワリングした後にグラスに鼻を近づけると、塊のような香りの束がムンと迫ってくる。

味わいはまさに官能的。
凝縮感のある果実味がシルキーなタンニンを含んでトロリと口に流れ込んでくる。
「ファム・ファタール」なんて言葉が浮かんだ。

アムルーズ(恋人たち)の名にふさわしく、(いい意味で)エロティック。

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・・・ということで。
振り返ってみると2017年はグラン・クリュを一旦封印し、
スーパー・プルミエ・クリュを探究(=飲んでただけです^^;)した一年。

2018年も「グラン・ヴァン研究会」順調に飲んでおります(*^^)v
近いうちに2018年前期の成果をUPの予定です。
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