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【ワインの用語集】:甲州(こうしゅう・白ワイン用のぶどう)

ワインの用語集_甲州

◆産地と特徴◆

日本固有のぶどう品種。
果皮が薄い赤紫色の「グリ」(フランス語で「灰色」のこと。甲州のように赤紫色のぶどうをこう呼ぶ。)と呼ばれるタイプのぶどうで、
ワイン用と生食用の双方に用いられています。

日本でもっともワイン醸造用に仕込んでいる量の多い品種。
滓と一緒に寝かせる「シュール・リー」というタイプが一番多く、
ほかにスキンコンタクトをするタイプ、
香りの物質を生かしたアロマティックなタイプ、
樽で発酵熟成させたタイプなどがあります。

◆色調と風味◆

黄緑~黄色。
スキンコンタクトしたものはオレンジに近い色調になります。

シュール・リーはレモン、グレープフルーツ、すだちといった緑から黄色の爽やかな柑橘系、
またスキンコンタクトしたものは、アプリコット、紅茶、丁子といった、
オレンジ系のフルーツや心地よい渋味を伴ったものを連想させるものの香りが感じられます。

あまり自己主張しない品種なので、
造り方によって辛口から甘口まで多様性のある味わいを表現できるのも特徴といえます。

写真はシャトー・メルシャンの甲州・グリ・ド・グリ。
スキンコンタクトしたタイプのもので、
果皮とともに醸したことにより、ワインの色がオレンジ色に色づいているのが分かります。

(写真:シャトー・メルシャン・甲州・グリ・ド・グリ 2013 (日本・山梨県)/甲州100%のワイン)
(出典:日本ソムリエ協会 教本)
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