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【ワインの用語集】:シュール・リー

ワインの用語集_シュール・リー

昨日、シュール・リーについて記事を書いたのですが、
いろいろな情報を入れ込んでまとめ上げたつもりが専門的になりすぎ、
結構な「上級編」になってしまいました。

これはこれで(個人的には)必要な情報だと思うので、
カテゴリーに新しく「ワインの用語集【上級向け】」を設け、そこに格納しておきます。

そして初級・中級の方に向けて、
シュール・リー、もう一度簡潔に説明しますね!

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というわけで、シュール・リー。
なぜこの専門用語を取り上げたかというと、最近ぶどうの説明をする中で、結構甲州種についてコメントしたんですね。

甲州は比較的「シュール・リー」という製法を用いているワインが多いので、このワードについて少し説明をしておきたかったのです。

シュール・リー(仏語で「滓の上」の意)とは、もともとはロワール地方でミュスカデ種(白ぶどう)から白ワインを造る時に用いられてきた特殊な製法。

アルコール発酵後、ワインを滓と一緒に数か月寝かせておき、滓が持つ複雑な風味と旨味をワインの方に引き出すことで、甲州のような控えめなぶどうの味わいに厚みと奥行きを持たせる造り方を「シュール・リー」といいます。

滓にはアミノ酸(=旨味成分)がたくさん含まれているため、ワインと滓を長期間接触させることでワインの味わいに立体感が生まれます。

また、ワインと滓を一緒に寝かせている期間、ワインは密封状態にあり、酸素が極端に少ない状態になっているんですね。
酸素にさらされていないワインは若さを失わず、新鮮な状態を保ったまま瓶詰めされるため、フレッシュでとても爽やかなワインに仕上がるのです。

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どうでしょう?
今回はなかなか簡潔で分かりやすくまとまった気がするのですが(笑)←自画自賛。

上記の説明で、
「なんでこうなるんだろう?」と思われた方は「シュール・リー」の上級編に挑戦してみてください。
意外と面白く書けてるんじゃないかと自分自身では思ってるので(苦笑)

(写真:ドメーヌ・ド・レキュ・ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・キュヴェ・クラシック 2011 (フランス・ロワール地方/シュール・リーを行っているワイン)
(出典:日本ソムリエ協会 教本)

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